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バイトの塾講師が生徒のために出来ることは何か考えてみるブログ

【大学生必見】塾講師バイトの探し方、選び方

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塾講師バイトをやろうと決めた後、初めに困るのが塾の選び方。今や学習塾は日本各地にたくさん存在しており、塾講師バイトの求人も様々な学習塾が出しています。バイトに応募する学習塾を決める際、どのような点に注意すればよいのでしょうか

 

 

はじめに

この記事をお読みの方の中には、まだ塾講師のバイトをするか迷っているという人もいるかもしれません。塾講師バイトは時給が高い割に楽だというイメージがありますが、実際にはかなり大変です

ぜひ以下の記事をはじめに読んでいただき、「塾講師をやってみよう!」という気持ちを持った後、この記事に戻ってきていただければと思います。

jukukoushi-teaching.hatenablog.com

 

塾講師バイトの探し方

まずは、塾講師バイトの求人の探し方から見ていきましょう。メジャーな方法としてはインターネットで求人を探して応募する方法と、実際に自分が通っていた塾の求人に応募する方法の2つがあります。

 

インターネットで求人を探して応募する方法

塾講師バイトは、インターネットで求人を探して応募する方法が最も一般的です。学習塾が公式ページなどで直接バイトを募集している場合もありますが、お勧めなのは塾講師の求人のみを扱っているサイトを利用することです。

このようなサイトの中で最も取り扱い求人が多いのが塾講師JAPANです。2021年2月27日現在、15000件以上の求人を扱っています。サイトを通して応募し採用されると、最大3万円分のAmazonギフト券がお祝い金として貰えるキャンペーンの他、安心してバイトできる「ホワイト」な環境の塾に「安心塾バイト認証マーク」を付与し応募ページで周知するなどの取り組みも行っています。

同様の規模の大きさを持つサイトが塾講師ナビです。2021年2月27日現在、約11500件の求人を扱っています。様々な特集を組んでおり、オンライン指導だけ、医学部受験だけ、プロ講師向けなどといった特定の条件に沿った案件を探しやすいことが特徴です。

POINT

ネットで探す→「塾講師JAPAN」や「塾講師ナビ」を使おう

学生時代に通っていた塾に応募する

次にメジャーなのが、学生時代に通っていた塾で講師のバイトをするという方法です。大学受験を終えたタイミングで塾から直接オファーを受けたり、退塾後にDMでバイト募集の案内が来た際に応募するという流れになります。

この場合は塾側が応募者の学力などをあらかじめ把握できるため、多くの塾で面接の際に行われる採用試験が免除されたり、独自の採用祝い(図書カードなど)を用意していることが多いです。一方、一度応募のタイミングを逃すと再募集されないこともあるため、その際には先に紹介したようにインターネットで求人を探した方が早くバイトを始められるでしょう。

POINT

自分が通っていた塾に応募する場合は、大学受験終了後などにあるバイト募集のアナウンスを逃さないように!

応募する学習塾の選び方

ここまで、塾講師バイトの探し方を見ていきました。恐らく多くの人は、インターネット上でバイトを探して応募することになるかと思います。その際に、数多くの学習塾の中から自分に一番合った塾を見つけるために、意識すべきポイントについて解説していきます。

 

集団塾か個別指導塾か

まず最初に決めるとよいのが集団塾、個別指導塾のどちらで指導をするかという点です。集団塾は、広い教室で1度に10~20人の生徒を指導します。一方で、個別指導塾は1~3名ほどの生徒を担当し、生徒が取り組んでいる内容をそれぞれ個別に指導します。

一般に集団塾は個別指導塾よりも時給が高く、時給1500円以上である場合も多くあります。一方、定められたカリキュラムに沿って指導を行うため、1回の授業で扱わなければいけない範囲が決まっています。スムーズに授業を進めるために、授業が始まる前に実際の授業の進め方をよく考えて準備する必要があります。このような準備時間の時給は事務給となり授業給より低く設定されていることが一般的です。

また、集団塾は一度に大人数の生徒に授業をするため、個別指導に比べて教室内の雰囲気がとても重要になります。そのため、授業中に生徒を当てて答えさせるなど集中力が持続する工夫や、生徒同士の私語の注意なども必要となり、講師の負担が大きくなりやすいです

個別指導塾は、担当する生徒は基本的に別々の内容に取り組んでおり、生徒同士で喋ってしまうような状況にはなりづらいです。指導の際も生徒と1対1で話せるため信頼関係を築きやすく、集団指導より講師の心理的な負担は少ないと言えます。

その分、時給は集団塾より低いことがほとんどです。時給が最低賃金より少し高い程度(1100円など)である場合も多く、高くても1500円ほどです。また指導時に生徒と1対1で話すため、コミュニケーション能力はもちろん、生徒の質問にすぐ対応できるほどの豊富な知識が必要となります

POINT

・集団塾
 + 時給が高い
 - 授業の準備や教室の雰囲気づくりなど負担が大きい
・個別指導塾
 + 生徒と話しやすく信頼関係が築きやすい
 - 時給が低い、コミュニケーション能力や質問対応力が必要

時給1200円以上を目安に

時給はバイトを決める際に1番気にするという方も多いでしょう。塾講師のバイトの時給は学習塾によって非常に幅があります。例えば、中学受験や大学受験をターゲットにしている塾では時給が高く、さらに難関中学、難関大学合格を目指すような塾となるとかなり高い時給となります。

基本的に、時給が高いほど講師としての負担も大きくなります。受験対策を行う塾は時給が高い一方、生徒を合格させないといけないため講師の責任も大きいです。逆に定期テスト対策などのみ行う塾は時給が低い一方、講師に求められる仕事もあまり多くはありません。つまり応募する学習塾を決める際は、自分がどの程度稼ぎたいのかと、講師になった際に求められる仕事量とのバランスをよく考えるべきだといえます。

その上で私個人の意見としては、時給1200円以上を目安として学習塾を選ぶのがおすすめです。時給1200円の場合、1日3時間・週3日の勤務で月43200円を稼ぐことが出来ます。塾講師としてどのような塾でも最低限必要な仕事量を考えると、時給1200円以上は欲しいところです。

 

講師としての働きを評価してくれる塾を選ぼう

塾講師のバイトに採用されると、初めは授業のみを担当することが一般的です。ですが、生徒の成績や学力を上げるために、授業外でも生徒とコミュニケーションを取ったり、テストまでの学習計画を立ててあげるなどして生徒をサポートしたいと考えている方もいるかと思います。

応募する学習塾を選ぶ際、そのような授業外の働きも含め、講師としての本当の働きを評価してくれるような塾を選ぶようにしましょう。具体的には、業務の成績に応じて昇給・昇格があることを募集要項上で明言しているかどうか確認するようにしてみて下さい。

特に個別指導塾はバイトの人気度が高いため、講師数が多く希望通りにシフトに入れないことが多くあります。昇格してより高いポジションに着けば、シフトを多く入れてもらいやすくなり、月の給与を大きくアップさせることができます。もちろん昇格により得られる経験やスキルも多くなるので、たくさん稼ごうと考えている人は昇格制度の有無もよく確認するようにしてください。

POINT

バイトの募集要項で昇給・昇格制度があるかどうかチェック!

実際に働いている人のレビューを見よう

上記のことを踏まえ、ある程度学習塾を絞り込むことができたら、応募の前に実際にバイトしている人のレビューを見てみてください。ご存知の通り(?)、塾業界はかなりブラックです。応募する学習塾がブラックかどうかは、正直なところ応募してみないとわからないです。しかし有名どころの塾では、バイトしている人のレビューが掲載されている場合があるため、応募する前によくチェックするようにしてください。

  • 研修は丁寧にしてもらえるか
  • 人間関係は良好か
  • 電話対応など授業以外の仕事を任されないか
  • 時間外労働は無いか

この4つはチェック必須項目です。しっかりレビューを読み、応募するかどうかの決め手にすると良いでしょう。

 

まとめ

4月からの新学期に向けて塾講師のバイトを探しているという人も多いでしょう。学習塾は本当にたくさんの種類がありますが、その分労働環境も様々です。まずはこの記事で紹介した、

POINT

1. 集団指導か個別指導か
2. 時給と仕事量
3. 評価制度の有無
4. 時間外労働や事務作業の有無

に注意をしながら、自分に合った環境の学習塾を探してみて下さい。